様々な状況を想定した避難訓練支援について

津波避難をめぐる現状

津波避難と自動車避難

津波からの避難の際には原則徒歩 しかし東日本大震災では全国で約6割(※岩手県では4割)の方が 自動車避難を選択 → 自動車避難者の数を抑えつつ、徒歩避難をしやすい環境の整備とともに、
自動車避難者をどのように誘導、一時待機させるかも事前に検討が必要です。

地震と津波は日中だけでなく、夜間にも発生

昭和三陸地震津波(深夜2時30分に発生)や、2022年トンガ沖火山噴火に伴う潮位変動(深夜0時15分 津波警報発令)、2022年福島県沖地震(23時36分発生)など、夜間・深夜に避難が伴うこともあります。

このような災害時の対応を事前に練習するために、避難訓練を行うことが重要です。
でも避難訓練を実施するには、この他に、避難場所避難所の選定、帰宅困難者観光客対応感染症対策、地区住民への広報等、訓練の記録・検証等、いろいろ考えたり、事前準備がたくさんあります。

岩手県立大学が提供する地区防災計画策定支援について

①避難訓練アドバイザーの派遣

東北地方の避難訓練監修・運営支援に携わってきた教員が、訓練内容の立案から当日の運営支援、訓練の振り返りに至るまで、トータルに支援します!

②避難訓練ボランティア学生の派遣

訓練の記録・写真撮影等、訓練活動を影から支える学生ボランティアを派遣します!
(※感染症の拡大状況に注意しつつの実施となり、感染拡大傾向の場合、中止となる場合があります。)

③訓練当日の各種機材の貸出・デモの実施

避難訓練運営にあると便利な「避難場所案内旗」、「スピーカセット」、「非常用電源装置」「防災用ドローン」等を持参、デモを行います!

訓練支援事例

①観光客を交えた避難誘導訓練(徒歩)
②訓練記録・総評コメント・改善点アドバイス等
③GPS活用による避難時間・避難経路の記録
④自動車避難訓練の監修
⑤避難訓練広報ビラの作成支援
⑥夜間避難訓練の監修・運営支援